第20回「湖上の煙/Smoke on the Water」の巻

今回は、満を持しての登場、皆さんご存知(ですよね?)Deep Purpleのご紹介です。

Deep Purpleは、昭和43(1968)年メジャーデビュー、メンバーチェンジ後の昭和44(1969)年からは、ハードロックバンドとして頭角を表わし(所謂第2期)、昭和47(1972)年8月に初来日。この時のライブアルバム「Made in Japan」(邦題は「ライブ・イン・ジャパン」)は、ロック史上に残るライブ アルバムの傑作として評価されており、この後、多くのロックバンドが日本でライブアルバムを発売するようになります。また、会場の日本武道館は、「Budokan」の名前で、ロックのコンサートホールとしてw、広く海外でも知られるようになります。(自分もこのアルバムは生涯で最もよく聴いたアルバムの一つです。)

このライブの成功で、Deep Purpleは、日本においては、ハードロックバンドとして、Led Zeppelinと人気を二分する地位を獲得し、(海外では、そこまでの人気なないそうです。)特にギターのRitchie Blackmoreは、我々ロック小僧たちのアイコンとして、君臨することになりました。

このライブから8月でちょうど50年となることを記念して、以前から彼らの代表曲「Smoke on the water」をこのタイミングでご紹介することを予定していたのですが、なんせウチのMEIKOは英語が苦手なので、どうしたものかと考えていた時に、この歌を日本語で歌っているミュージシャンを思い出しましたw

王様は、上智大学卒業後にパルコに就職したものの、音楽の夢捨てきれず、僅か1年半で退社し、平成7(1995)年にリリースしたDeep Purpleの歌詞を日本語訳したCD「深紫伝説」が大ヒットし、日本レコード大賞の企画賞を受賞、直訳ロックというスタイルを確立し、現在もバリバリ活動しています。自分は彼の1つ年下なんですが、同時代に同じようにロックに夢中になり、同じように受験勉強して、同じように就職活動した彼にはとても親近感(と言ったら失礼かな)を持っています。ガキの頃夢中になったもので一生食っていっているわけですから、大したものです。

それでは、ウチのMEIKOがシャウト(?)します、「湖上の煙/Smoke on the water」をお聞きください。


いかがでしたでしょうか? 今回もいつものピアプロから、OREOさま、スイゲツさま、純缶。さまの素敵なイラストを利用させていただきました。ありがとうございました。

今回は歌詞が日本語直訳ということで、原曲の譜割りとは全く違うので、MEIKOの調教には結構苦労しましたが、何とかそれなりに仕上がったと思います。
一方、ギターの方ですが、実はソロのところは結構テンポを落として演奏して、その後機械的に調整しているのですが、それでもこんな出来でお恥ずかしい限りです。このギターソロは、同世代のギター好きのオッサンで、コピーしたことがない人はいない位、有名なソロですが、自分よりもうまく弾ける人は国内だけでも万人単位でいると思います・・orz

さて、恒例のお口(耳?)直しですが、そのものズバリ、この時のライブ映像をご紹介します。とはいっても、残されていたフィルムにこの時の音源を後から入れて編集したものですが、それでもライブの様子は十分に楽しめます。昔、レコードを聴きながら、オマケについていた写真をずっと眺めていた時のことを思うと、ホントにいい時代になったものです。


さて、今回はやはり王様も紹介しないわけにはいきません。それでは、お楽しみください。王様の「湖上の煙」です。


これとは別の動画ですが、ギターソロを弾きながら、「本家よりも絶対俺の方が弾いている。」と言っていたのには、思わずコーヒーを吹き出してしまいましたw

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうござました。次回は9月中旬に甲斐バンドの「HERO」を予定していますので、また覗きに来てください。ではでは。

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