第12回「Close to you」の巻

自分がカーペンターズに初めて出合ったのは、小学生の頃、以前お話しした父親の本家に遊びに行ったときだったと思います。素敵な音楽が流れていた従兄のお兄さんの部屋に行くとステレオの傍にはこのレコードジャケットがありました。

このアルバムは、有名な「Sing」や「Yesterday Once More」などが収録された「Now&Then」という彼らの代表作の一つですが、その時は正直、音楽自体にはそれ程ピンとはこなかったのですが、真っ赤なスポーツカーとお洒落な白い家のイラストを見て、「アメリカって、みんなお金持ちなんだろうなー」と思ったことを憶えています。
その後、以前お話しした親に買ってもらったラジオを聴いていると、頻繁に彼らの音楽がかかっていて、いつしか自分も好きになっていきました。

カーペンターズは、本国アメリカではもちろんのこと、日本での人気も相当なもので、自分の感覚では、これまでの洋楽アーティストの中では、ビートルズは別格としても、クィーンとは双璧をなす位の人気だったと思います。

事実、人気絶頂期の昭和49(1974)年の3回目の来日公演では、チケットの販売はハガキの応募による抽選で行われ、応募総数は何と38万通(!)で、その中で当選はたったの3万通だったそうです。
公演の模様は、テレビでも放映され(確か日曜の午後だったと思ます。)自分もテレビの前で釘付けになって観ていたことを憶えています。

今回、ご紹介する「(They long to be)Close to you(邦題:遥かなる影)」は、昭和45(1970)年にリリースされ、彼らにとって初めてのNo.1ヒットソングとなりました。
自分もカーペンターズの曲の中では、この曲が一番のお気に入りで、たまたまネットでバンドスコアを発見したものですから、ウチのMEIKOに歌わせてみようと挑戦してみました。それでは、お聞きください。カーペンターズのカバーで「Close to you」です。


いかがでしたでしょうか? オーナーに似て英語は相変わらずイマイチで、いつにもまして「ナンチャッテ」感が強い出来となってしまいましたが、まぁ、頑張って歌いましたので、どうかご容赦くださいm(__)m

今回もいつものピアプロから、しん。さま、afterさまの素敵なイラストを利用させていただきました。ありがとうございました。

さて、恒例のお口(耳)直しですが、ここはやはり本家の楽曲をご紹介したいと思います。ボーカルのカレンは元々はドラマーで、初期の頃はドラムを叩きながら歌っていたのですが、今回はその貴重な映像が見つかりましたので、ご紹介します。本家カーペンターズの「Close to you」です。


カレンの歌声はホント癒されますね。(それだけに晩年のご病気や早すぎる死は残念でなりません。)

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。次回は、10月30日(土)プリンセス プリンセスの「Diamonds」を予定していますので、また覗きに来てください。ではでは。

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