第41回「スローモーション」の巻

懐か昭和の流行歌特集第4弾は、 お待たせしました(誰も待ってねーよw)皆さん大好き中森明菜さんの「スローモーション」をお送りします。 中森明菜さんは、昭和40(1965)年7月13日生まれ(全くの偶然ですが、この原稿を書いているちょうど1週間前に還暦を迎えられました。) 昭和56(1981)年7月に日本テレビのオーデション番組「スター誕生」で合格し、プロデビュー。今日ご紹介する「スローモーション」は、昭和57(1982)年5月にリリースされた彼女のデビュー曲となります。この曲のオリコン順位は、最高位が30位ということで、その後の彼女の活躍から見れば、やや不本意なスタートだったかもしれませんが、彼女自身は、次作の出世作となった「少女A」よりは、この曲のほうが好きだったようですし、自分もこの曲は結構好きで、彼女を紹介する時はこの曲にしようと決めていました。 というわけで、お聞きください。中森明菜さんのデビュー曲で「スローモーション」です。 如何でしたでしょうか? 自分としては出来上がりに結構満足していまして、久しぶりの自信作となりました。 これまで40曲以上のカバーをしてきましたが、バンド形態の構成の曲が殆どで所謂「歌謡曲」と呼ばれるような曲のカバーは今回初めてだったんですが、素人の自分でも各パートのアンサンブルが非常に計算されていて、精緻に作られているのが分かりました。今、改めてこの時代の曲が再評価されているのも理解できます。(因みに編曲を手掛けた船山基紀さんという方は、沢田研二さんの「勝手にしやがれ」やWinkの「淋しい熱帯魚」等、手がけた編曲は2700曲以上となる昭和を代表する名編曲家です。) さて、恒例のお口(耳?)直しですが、今回も当時のご本人の動画がありましたので、そちらをご紹介させていただきます。 デビュー当時の映像を中心に編集された動画ですが、初々しくってホント可愛いかったですね。 自分は芸能ゴシップには詳しくないので、彼女の現在に至るまでの事情とかはよく分かりませんが、人気と実力を兼ね備えたこれだけのシンガーがずっと開店休業状態だったのはホント残念です。身近に誰か彼女を支える人がいればよかったのに、・・とつくづく思ってしまいます。 今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。 来月も昭和の流行歌特集を予定していますので、また覗きに来てく...