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第40回「みずいろの雨」の巻

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懐か昭和の流行歌特集、第3弾は八神純子さんの「みずいろの雨」をご紹介します。 八神純子さんは、昭和33(1958)年、愛知県生まれ。高校在学中から、ヤマハのポプコンでの入賞などの実績を積み、昭和53(1978)年に「思い出は美しすぎて」でプロデビュー。この曲はそこそこヒットしましたが、その後はヒット曲に恵まれませんでした。歌手生活に行き詰まりを感じ、作家活動への転身を模索していた時期に、岩崎宏美さんへの楽曲提供を意識して制作した曲を自分で歌ってみたところ、大変評判がよく、それならばということで、5枚目のシングルとしてリリースされたのが、今回ご紹介する「みずいろの雨」です。 「みずいろの雨」は、昭和53(1978)年9月にリリースされ、翌10月にTBSのザ・ベストテンの話題曲を紹介する「今週のスポットライト」に出演し、彼女曰く「一夜にして大ブレイクした」と感じるほどの世間の注目を集め、翌11月には9位で初登場し、12月には最高位2位にまで上昇しました。レコードセールスも60万枚を記録し、彼女の最大のヒット曲になりました。 それでは、お聞きください。八神純子さんのカバーで「みずいろの雨」です。 如何でしたでしょうか?今回は、最後の残念なギターソロ(泣 以外は結構オリジナルに寄せられたのではないかと思います。ここ最近は男性ボーカルの曲が多くて、調教に四苦八苦していましたが、女性ボーカルは、調教がしやすく、そこそこ満足できる仕上がりになりますね。 それでは、恒例のお口(耳?)直しですが、今回も若かりし頃のご本家の動画をご紹介します。 ピアノを弾きながら歌う彼女の姿は、当時高校生だった少年の胸にグッとくるものがありましたww 今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。 来月も昭和の流行歌特集を予定していますので、また覗きに来てください。ではでは。 (よろしかったら、以下をクリックしてください。) にほんブログ村

第39回「銃爪(ひきがね)」の巻

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前回に続き、昭和の流行歌特集第2弾は、世良公則&ツイストの「銃爪(ひきがね)」をご紹介します。 世良公則&ツイストは、 昭和52(1977)年に大学卒業・バンド解散の記念に出場したヤマハポピュラーソングコンテスト(通称「ポプコン」)で「あんたのバラード」がグランプリを獲得したのをきっかけにプロデビュー。今回ご紹介する「銃爪」は昭和53(1978)年8月にリリースされた3枚目のシングルで累計販売枚数は94万枚、オリコンでは年間ベストテン第3位、TBS「ザ・ベストテン」では、同年の9月~11月まで10週連続第1位を獲得し、年間ベストテンも第1位となりました。(因みに10週連続1位は、寺尾聡さんの「ルビーの指輪」の12週に続く歴代2位の記録だそうです。) それでは、お聞きください。世良公則&ツイストのカバーで「銃爪」です。 今回は比較的シンプルなロックだったので、そこそこの出来栄えになるかと期待しましたが、ギターは相変わらず下手ですし、そして何よりも、オリジナルのボーカルが圧倒的すぎて、自分のボカロでは全く歯が立ちませんでしたorz(世良さんは学生時代のバンド結成当初はベースを担当していて、それまでのボーカルがイマイチだったので、代わりに歌ってみたのが最初で、それまで自分が歌が上手いとは思ってもいなかったそうです、何と!) 4年ほど前になりますが、NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にジャズ喫茶のマスター役で出演した際には、劇中で進駐軍のパーティで酔った勢いで「On the Sunny Side of the Street」を歌うシーンがあるのですが、これが圧巻で、改めて「世良さん、歌うますぎ」と思った次第です。(このシーンは憶えている人もいるのではないでしょうか。) さて、恒例のお口(耳?)直しですが、今回もそのものズバリ、若かりし頃の世良さんの映像をご紹介します。 何と「カムカム」の世良さんの歌ってるシーンも動画がありましたので、(動画の埋め込みはできませんので) こちら をお楽しみください。 今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。 来月も昭和の流行歌特集を予定していますので、また覗きに来てください。ではでは。 (よろしかったら、以下をクリックしてください。) にほんブログ村

第38回「涙のリクエスト」の巻

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昨年1年間は、ビートルズ(+ローリング ストーンズ)を 特集してきましたが、今年はガラッと趣向を変えて、邦楽の所謂「流行歌」をお送りしたいと思います。 自分がガキの頃は、テレビやラジオにその時々の流行歌(ヒットチャート)を紹介する番組がいくつもあり、中でもTBSの「ザ・ベストテン」は大変な高視聴率番組で、自分も欠かさず観ていました。今年は大好きだったこの番組で記憶に残る歌手(ミュージシャン)の楽曲をご紹介していきたいと思います。 という訳で始まりました昭和の流行歌特集の1回目は、チェッカーズの「涙のリクエスト」をお送りします。 チェッカーズは、昭和58(1983)年デビュー、2枚目のシングル「涙のリクエスト」が大ヒットして、その独特の髪形やファッションも注目されるようになります。 ザ・ベストテンでは、昭和58年の年間ランキング第2位、また、同年5月から6月の4週に渡って、同曲の他に「ギザギザハートの子守歌」と「哀しくてジェラシー」の3曲同時のランクインの快挙を達成します。 それでは、チェッカーズのカバーで「涙のリクエスト」をお聞きください。 この歌の冒頭 「最後のコインに祈りを込めて Midnight DJ  ダイヤル回すあの娘に伝えて まだ好きだよと」ですが、硬貨を入れるダイヤル式の公衆電話も無くなり、ラジオ番組に好きな曲をリクエストするなんてことも知らないでしょうから、今どきの若者には、意味不明の歌詞かと思われますw (因みに、関連情報をネットで漁っていたら、今の若い方は「トランジスタのボリューム上げて」も意味が分からないそうですw) にしても、 「俺の送った銀のロケット、今では違う誰かの写真」って、さすがに、こんなデリカシーのない女性はいないでしょうw それで、 「もしもあいつに振られた時は ダイヤルしろよ 夜中の街をお前を迎えに 駆けて行くから」ってw いや、この娘はやめておいた方がいいかと・・・ww さて、恒例のお口(耳?)直しですが、今回は若かりし頃のご本家のステージをご覧いただきたいと思います。 フミヤさん、若いっすね~。なんかかわいい感じですね。 本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。来月も昭和の流行歌特集を続けますので、また覗きに来てください。ではでは。 (よろしかったら、以下をクリックしてください。) にほんブログ村

第37回「氷の世界」の巻

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約1カ月遅れとなりましたが、今年もよろしくお願いいたしますm(__)m 今年最初にご紹介する曲は、井上 陽水さんの「氷の世界」です。この曲は、昭和48(1973)年12月にリリースされた彼の3枚目の同名のアルバム収録曲です。このアルバムは、発売後100週以上に渡ってBEST10を維持し、2年後の昭和50(1975)年8月には、LPレコードとしては、日本の音楽史上初のミリオンセラー( 100万枚)を達成しました。テレビにはほとんど出演せず、先行してシングル発売された収録曲の「心もよう」がヒットしたものの、世間的にはまだまだ無名に近かった歌手が、歴史的なヒットを飛ばしたわけですから、業界的には相当な事件だったと思います。 自分もこのアルバムを厨房の時に購入して、それ以来ずっとお気に入りの1枚です。特にオープニングの「あかずの踏切」からメドレーで続く「はじまり」、そして以前ご紹介した「帰れない二人」、「チエちゃん」を経て今回の「氷の世界」へと続く曲の流れは、ただただ素晴らしく、聞いたことがない方は、You Tube等で是非一度は聞いてみることをお勧めします。 またまた、前置きが長くなりました。今回は結構いい出来になったと自負しています。井上 陽水さんのカバーで「氷の世界」お聞きください。 この曲は、当時ヒットしていたスティービー ワンダーの「迷信」からヒントを得て、クラビィコードと呼ばれる鍵盤楽器で繰り返されるリフが特徴的ですが、自分ではこのあたり結構上手く再現できたと思ってますが、如何でしょうか? このアルバムも音楽ジャンル的には、一応「フォーク」の位置づけですが、僅か5~6年前に「フォークの神様」と呼ばれた岡林 信康さんがギターの弾き語りをしていた処から、日本のポピュラー音楽が急速な変貌を遂げていったことが分かりますね。 さて、恒例の「お口(耳)直し」ですが、今回はご本人の相当若い時代の映像がありましたので、こちらをご紹介します。隣でギターを弾いているのは、日本のトップギタリストの今 剛さんです。最近は仙人のような風貌で福山 雅治さんのバックでギターを弾いているので、ご存じの方もいらっしゃると思います。 陽水さんのボーカルはもちろんですが、今さんのギターもほんとカッコいいですね。 今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。1ヶ月後位には次回作をアップす...