第14回「一触即発」の巻
という訳で、今回の曲は、日本のプログレッシブ・ロック(通称:プログレ)の代表曲、四人囃子の「一触即発」です。
(このブログを見に来ている皆さんはご存知かとは思いますが、)「プログレッシブ・ロック」というのは、ロックの一ジャンルで、電子楽器を多用して、クラッシックなどの他ジャンルの音楽のエッセンスを取り入れ、歌よりもインストゥルメンタルが中心の楽曲で、代表的なバンドとしては、Pink FloydやYesなどが有名です。
今回ご紹介する四人囃子は、日本の代表的なプログレ・バンドで、昭和44(1969)年頃、高校在学中であったギターの森園勝敏さんとドラムの岡井大二さんを中心に結成され、この「一触即発」は、昭和49(1974)年にリリースされた彼らの同名のデビューアルバムの中の1曲です。一般的には殆ど知られていませんが、当時のロック小僧の間では、知る人ぞ知る日本のプログレを代表する1曲として評価されています。
それでは、渾身の1曲です。四人囃子のカバーで「一触即発」をお聞きください。
さて、今回はインストゥルメンタルが中心の楽曲なので、初の試みとして高校時代のお友達がFBに投稿した写真を利用させていただきました。(Kさん、Aくん、Kくん、ありがとうございました。)また、いつものピアプロからnezukiさま、壱加さまの素敵なイラストを利用させていただきました。ありがとうございました。
プログレが流行していたのは、昭和40年代半ば(1970年頃)から50年代(1980年代半ば)にかけてですが、今では一部の熱心なマニア以外では殆ど聞かれない絶滅危惧種のような音楽ジャンルになってしまいました。衰退した理由の一つは、とにかく尺の長い曲が多い、ということのようです。特にスマホでの音楽配信が全盛の現在においては、リスナーに曲の途中でスワイプ(スキップ)されないように、イントロのない曲も増えているそうです。そんなご時勢の中、この曲はMEIKOのボーカルが始まるまでの時間が何と2分20秒!
という訳で、今回のお口(耳)直しですが、本家を見たことがない人がほとんどだと思いますので、今回も素直にオリジナルをご紹介します。四人囃子の「一触即発」です。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次回は12月18日(土)この季節ならではのユーミンの「恋人がサンタクロース」を予定していますので、また覗きに来てください。ではでは。
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